汝(なんじ)実(じつ)に後世(ごせ)を恐(おそ)れば身(み)を軽(かろ)しめ法(ほう)を重(おも)んぜよ。是(これ)を以(もっ)て章(しょう)安(あん)大(だい)師(し)云(い)はく「寧(むし)ろ身(しん)命(みょう)を喪(うしな)ふとも教(きょう)を匿(かく)さゞれとは、身(み)は軽(かる)く法(ほう)は重(おも)し身(み)を死(ころ)して法(ほう)を弘(ひろ)めよ」と。此(こ)の文(もん)の意(い)は身(しん)命(みょう)をばほろ(喪)ぼすとも正(しょう)法(ぼう)をかくさゞれ。其(そ)の故(ゆえ)は身(み)はかろく法(ほう)はおもし、身(み)をばころすとも法(ほう)をば弘(ひろ)めよとなり。