仏(ほとけ)は四(し)十(じゅう)余(よ)年(ねん)、天台大(てんだいだい)師(し)は三(さん)十(じゅう)余(よ)年(ねん)、伝(でん)教(ぎょう)大(だい)師(し)は二(に)十(じゅう)余(よ)年(ねん)に、出(しゅっ)世(せ)の本懐(ほんがい)を遂(と)げ給(たも)ふ。其(そ)の中(なか)の大難(だいなん)申(もう)す計(ばか)りなし。先々(さきざき)に申(もう)すがごとし。余(よ)は二(に)十(じゅう)七(しち)年(ねん)なり。其(そ)の間(あいだ)の大難(だいなん)は各々(おのおの)かつしろしめせり